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2015年9月11日 (金)

『原爆にさわる 被爆をつなぐ』 放映のお知らせ

熊谷博子さんからの放映のお知らせが届いたので、掲載します。

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 熊谷博子です
 いつもお世話になっております。
 思いと願いをこめて作りました。ぜひ、見ていただきたく。

 9月12日(土)23時〜23時59分 
 NHK ETV特集 
 『原爆にさわる 被爆をつなぐ 〜長崎 戦後70年を生きる被爆二世』

 http://www.nhk.or.jp/etv21c/
 再放送 9月19日(土)0時〜0時59分(金曜深夜)
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 被爆の体験と記憶を次にどう伝えるのか。 
 被爆者が高齢化し亡くなっていく中で、大きな課題です。
 8月9日、長崎の被爆者代表として訴えた谷口稜曄さんの言葉は、私たちの心を深くうちました。
 16歳で被爆、焼けただれた赤い背中の少年の写真は、原爆の悲惨さの象徴でもありました。 
 しかし、自分の子どもに被爆体験を語らなかった被爆者は多いのです。
 現実はあまりに残酷で、その後の差別もありました。その「語れない部分が原爆被害なのだ」という被爆者もいます。
 親から語り部をついでくれと言われ、体験していないことに悩む被爆二世。
親から何も聞かされなかった意味を、問い続ける被爆二世。
 大きな転機になったのは、原爆の傷跡が生々しく残る、谷口さんの裸の背中を見せてもらい、触ったことでした。
 戦後70年をへて、残された時間は少なくなっています。命を削って語り続ける被爆者たちの姿。その思いを引き継ぎ、自分たちの言葉で伝えようと、動き始めた被爆二世たちの日々を描きます。
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 この春、国連でのNPT(核拡散防止条約)再検討会議に向けて訴える谷口さんに同行し、ニューヨークに行きました。高齢と体調の悪化で、まさに命がけの行動でした。
 私たちはそれを、果たして命がけで伝えているのだろうか。自分自身に突きつけられた課題でもあります。
 9月に放映する意味も、お考えいただければ嬉しく思います。
 原爆の番組を作る度に、私はきちんと伝えることができたのだろうかと自省します。
 記念日だけが原爆ではない。普通の人々が、被爆者にさせられてしまった怖さを、改めてひしひしと感じています。今に通じるものとして。

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9月 11, 2015 映画・テレビ | | コメント (0) | トラックバック