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2008年8月23日 (土)

馬もいい迷惑か

面長の顔に大きい耳。人間のそばで聞き耳を立てているようで、まったく通じていない。飄々として人間の相手になっているのか、愚痴をこぼすのに持ってこい相手。昔から独り言の相手役が馬だったのか。ブツブツと語り続ける傍ら、ウンウンと上下に相づちを打つ。して得たりと合点。わかっている? もちろんすべてを解せるわけじゃない。言葉が通じるわけじゃない。でもその雰囲気には敏感らしい。

「馬耳東風」と揶揄され、「馬の耳に念仏」と諦観せざるをえない、馬の耳。例えられるのだから、馬に語りかけることが多かったのだろう。つい出てしまう言葉。そこにあの大きく優しげな顔があれば、語り継いでしまうのか。聴いてもらえる相手がいるだけで、言葉は整理される。

耳に入っていないわけじゃないだろう。仮に状況を察しても、言葉を理解できないもどかしさを抱いて、目を向けてくるのかもしれない。真剣なまなざしが、理解されたと誤解を生む。一人芝居ではないし、誤解でもない。わかっているのだろう。馬が合うことだってあるのだから。

残暑もひと休みか。涼しさに寒さを感じてしまう。暑さボケから豊饒な言葉を回復し、天高く馬肥ゆる秋を疾駆したいもの。

8月 23, 2008 日記・コラム・つぶやき |

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