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2008年6月 3日 (火)

2か月ぶりの床屋

いつも1か月に一度、土曜日の9時過ぎ、理髪店に行く。この間「時の部屋」に籠もって下界をシャットアウトしていたが、やはりウザったくなる。ほつれ毛が首筋に当たってくすぐったい。伸びた白髪混じりの鬢が反り返り、調子に乗って意識をかき乱す。白くなった眉毛も伸びすぎて気になる。耳の中の産毛も剛毛と化しているうるさい。さすがに限界。2か月経っていた。 いつものように土曜日の9時過ぎ。珍しく3席満杯。始まったばかりだから、30分以上待つ。座っていの一番に「伸びましたねぇ~」。これが辛い。できることならこの言葉、聞きたくない。まあ、愛きょうと我慢。いつもの通りで? はい。もう目をつぶっている。いつものこととはいえ、頭をいじられている間こそ、休憩時間。3倍速の「時の部屋」から出て、平常の時間感覚をゆっくり味わえるひととき。無視するように声を掛けてくる。入院していた姉が転院になりましてねぇ……。えっ。なんだっけ、思い出せない。もう10数年通い慣れた床屋だから、家族関係も聞いてはいた。でも記憶の片隅にしか残っていない。聞くにつれ、そう倒れたんだっけ。喉に管が入って話しができないし、食事も摂れない。そうそう、そうだった。はい、これでどうです? 手鏡をかざす。まあどうせこの頭、短かけりゃ何でもいいわけで……。はい。相手も気にしていない。もう少しキレイにそろえて欲しい気もするが、話しするのも重い。 気になるといえば、眉毛。元来濃いから、白いものが目立つ。以前は黙っていても、きれいにカットしてくれた。2か月も経つと、すっかり忘れている。横になって髭を当たっていて、もうお仕舞いと片付けようとする。眉毛。おっ、そうそうという感じでカット。長いものしか切ってくれなかった。白毛を1本1本根本からカットするのは、時間がかかるし、手間なのか。まあ短くなれば、それほど目立たないだろう。声を出すのも重く、まあいいかと、されるがまま。 久し振りの世間の時間でリズムが狂ってしまう。そのままいつものように仕事と気合いを入れるが、頭をいじられ、時間感覚が狂い、もとの状態には戻れない。気は焦るが、先に進まない。やっぱりもう1か月延ばした方がよかったか。すでに遅い。「時の部屋」を4倍速にするしかないだろう。

6月 3, 2008 日記・コラム・つぶやき |

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