« 第7回自分の好きな音楽を集めよう NHK趣味悠々「もっと楽しめる!パソコンライフ」 | トップページ | 迷惑メール »

2006年9月21日 (木)

陶酔 カメラマンの心

何か少しわかった気がするんです、カメラマンの方々には大変失礼な話ですが。
よく雑誌や新聞に、カメラマンの目というか心って、ファインダーの中がすべて、などと書かれてある。さもありなん、プロだから、と気にも留めていなかった。

先日、短時間ながら高麗巾着田に行って、曼珠沙華、カメラに収めた。満開でもないから壮観な景色というわけでもなく、一分咲きのまばらな咲き具合。みずみずしい黄緑の長い茎がすーと立っているのが目に優しい。ところどころに咲く曼珠沙華が、そこに彩りを添えているという感じ。

そんな中でゆったりとカメラを構えていると、液晶ディスプレイいっぱいに広がる紅色の花。手をゆったりと天に差し伸べたような姿。遠くから見ればまばらな花々も、カメラに収まると世界いっぱいに広がって充ち満ちている。ウンッ、これって、恋しているって感じ。何かすごくいとおしく、可憐に語りかけてくるようで、つい綺麗に撮ってあげるからね、と語りかけている。

よく独り言で花や木、テレビや人に語りかけているが、ちょっと違う、この感じ。あの四角の中に広がった世界に陶酔しているよう。ファインダーの中に広がった世界から、現実の世界に戻って興醒めするカメラマンっているらしいが、こんな感覚かなと、液晶画面を見ていて我知らず驚いた。カメラで切り取った世界が、あの四角から広がって無限なイメージに溢れてしまう。

カメラマンって、偏屈な人が多いと思っていたが、こんな陶酔するチャンスを独り占めしていたのか。なら、人には渡さないぞと、意固地になって当然。しかも、この感じを味わえる機会を求めて彷徨うっていうのも、何となく合点。ちょっと狡い、教えてくれればいいのに。茫洋とした感じがファインダーに向かうと鋭い目をするわけだ。

9月 21, 2006 携帯・デジカメ, 日記・コラム・つぶやき |

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/165422/11973338

この記事へのトラックバック一覧です: 陶酔 カメラマンの心:

コメント

コメントを書く