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2006年5月 5日 (金)

上野東照宮 ぼたん祭り

東照宮といえば、中学校の修学旅行で行った日光東照宮しか知らなかった。確か日本史か何かで、上野にもあると書いてあったはずだが、おっちょこちょいのため、日光の間違いだよと勝手に思い込んでいた。

Botan0038_800 何せ上野は、井沢八郎「ああ上野駅」の「上野はおいらの 心の駅だ」じゃないが、故郷の玄関口。想い出いっぱい溜まっている。汚い臭いと敬遠されるが、そこが東北の玄関に相応しかった。そんな上野に隣接した上野公園。上野公園を知らずば東北人にあらず、なんて勝手に思っていた。東照宮が上野にあるわけないと、鼻から相手にしていなかった。

ぼたん祭りをやっているというので、ウソと決めつめ、上野公園を歩く。確かに「上野東照宮 ぼたん祭り」という矢印がある。道案内に導かれていくと、あるではないか。それこそ、うそぉーだ。微かに甘い香りが漂っている。ぼたんって、庭に咲いているもの知っていたが、小振りなもの。東照宮のぼたんは、大きい。よしずに囲われ、大事に育てられている。大きいわけだ。種類も豊富。そう大きくもない庭園を周りながら、デジカメで撮影していく。ぼたんに直射日光は禁物。それが原因ではないが、ピントがいまいち。ストロボ点けたくないので、やむを得ない、と未熟な腕をかばう。

Botan0062_800 出口を抜けると、見かけた通り。公園内のメインストリート。動物園のそば。入るときはわからなかったが、動物園の隣にあることになる。動物園なんか何十回来たことか。花見にゴザ敷いたの、2回はあったはず。こんな場所にあるとはまったく知らなかった。

そういえば上野公園といえば、西郷さんの銅像。東京出たての頃。先様に行くまでたっぷり時間がある。なら銅像でも見て時間つぶすか、と来てみた。一回りし石塀の側に立っていたところ、どうしたの、行くところある? と見知らぬおじさんが声を掛けてきた。学生さん? と聞くので、はい。少し時間潰ししているんです。そう、じゃね。何? あの人。きっと家出人をどこかに連れ去って働かそうってことだったのだろう。学生で用事があるとわかったら、足早に遠ざかった。

あとで、そのこと思い出したら、怖くなった。格好といったら、いかにも東北人。様になっていない。話せばずうずう弁。家出人と見えて当たり前。泊まる場所ないような仕草したら、きっと連れ去られていたのだろう。まだまだ東京を知らない、純な頃だった。以来、西郷さんとこには近付きたくなかった。

5月 5, 2006 携帯・デジカメ |

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